「カヤンバ」の煩わしさ

5704「月のカヤンバ」について

Mwainzi(Mw): そのそちらでやる「歌(wira[^wira])」って、予定されていたものなんですか? Chari(C): それも昔(に約束された開催の日時(mbara))のね。 Mw: 昔の? C: 昔のね。だって、私、5月に扇いでもらった(kupungbwa[^kuphunga])きりよ。(憑依霊たちに約束した)ンゴマの開催日時ときたら、まだカリンボ(注: 浜本のこと)が、この人が日本にいたときに置いたものなのよ。 Mw: なんとそうなんだ。 C: 私自身がわざとずっと先の日時に置いたのよ。だって私が日を決めたのは8月なのよ。私は言いました。私のンゴマは11月6日にしましょうって。だって、扇がれて、扇がれ続けるのにうんざりしたの。扇がれたら、その後、重い病気になっちゃうんだもの、ほんとに。私はそもそも、拒絶したの。 Mw: 私もね、(月のカヤンバを開いてないのは)今年でもう4年目なんだ。おまけに、奇妙に見えるだろうけど、(月のカヤンバを)こういった時間(日中)に扇いでもらうんだ。だって、(普通に徹夜で開くと)なぜかもう病気になるから。 C: うーむ。 (別の話題に移る) C: 先日、死の席(kufani=埋葬kuzikaや服喪hangaなど身内の死に関連した行事)に行ったのよ。先方には、私、まず病気のところ(治療)に行って、それが済んだら、そちらに行くって伝えてませんでした。 Mw: なるほど。 C: その地に着くと、なんと途中で(死者の出た屋敷に行く)人々に出会います。前日に、埋葬が終わったと。私はそのまま病気治療に向かいます。 Mw: あなた方は病気の場所に行く。

5705

Chari(C): さて、私は(死の場所に)到着します。人々はもう解散し始めてたの。私は、土曜日、日曜日とそこで過ごし、そして帰宅の途につきます。というのも、(埋葬後の)服喪(hanga[^hanga])は開かれていなかったからよ[^hanga_aborted]。人々は、別々のところに用事があるのね。私は帰宅したんですが、そこで私はあの子供(mwanache)の(死のしらせ)に捕まえられました。もし私が急いですぐに駆けつけていたら、私は「お悔やみのカヤンバ」を私のために打ってくださいと言うことになっていたでしょうにね。私は行く先々で、見ることになります。食事をとることも、ほとんどできなくなるほど。私が腰をおろすと、眼にその子供が浮かぶのよ。腰を下ろすたびに、ああ。 Mwainzi(Mw): 年配者(mutumia)じゃなかったんですか? C: 年配者よ。ああ、私は彼のことを「子供(mwanache)」って呼ぶのは、私にとっての(親族関係における)子供だからよ。私の姉の息子なの。もし妻がいたなら、たくさんの子供を後に遺したでしょうに。そう、大人でした。(子供って呼ぶのは)私が彼をおんぶしていたからよ。彼の子守女は、この私でした。 Mw: ああ、年配者だったんですね。 C: さて、その子はもう少しで私をつかんでしまうところでした。私は薬液(のための草木)を自分で集めて、自分自身で薬液を浴びたほどよ。ああ、私はンゴマは嫌い。ああ、ンゴマなんて嫌いよ。しかたなく自分で日程を定めたのよ。6日よ。明後日の土曜日よ。

5704,"問答","霊の要求するンゴマのわずらわしさ1","Chari_Malau"," (about kayamba ra mwezi) Mw: Wira o una mbara kare kuratu? C: Be ya pindi. Mw: Ya pindi? C: Ya pindi. Maana mimi ko kupungbwa napheza mwezi wa tsano. Ni ya pindi yo mbara ya ngoma, ta yinaikpwa yuyu Kalimbo wakala yuchere kpwao yuyu. Mw: Aa vyoo! C: Eee kuhenda yika mimi mwenye vivyo kasidi, ya kure kpwenye. Maana nayika mwezi wa nane. Namba ngoma yangu yindakala mwezi wa kumi na mwenga, tarehe sita. Kpwa kusinywa ni ko kupungbwa kpwenda kupungbwa kpwenda, ndo nichipungbwa chilaa phapho mwanzo ndo ni mukongo muno ta. Nichizira kpwanzo. Mw: Mimi uu mwaka uu ni wa nne ala na chama cha kupungbwa saa dza yiyi kpwa ni mukongo kare. (topic changed abruptly) C: Nakpwenda huko kufani, kura sikpwambirire nenda hiko ukongoni, nichilaa ukongoni, nindakudza kuko.. Mw: Tsona! C: Nadza fika kumba pharatu hunaonana pharatu, atu azika dza dzana. Mino nenda ukongoni. Mw: Mwino munenda ukongoni. ",,1993/11/3 0:00:00

5705,"問答","霊の要求するンゴマのわずらわしさ2","Chari_Malau"," C: Haya nenda fika phapho atu amala mala kare. Nichimala jumamosi, jumapiri, nichuya kpwa ta kakahendere hanga kpwa atu ko kupopoteka(ス ku-popota=twist) kuko ni kunjine. Nauya ndo sambi nichidza gbwirwa ni hiye mwanache. Hata kakala nahenda haraka ningeri namba nipigirani kayamba ra pore. Phondasagala, ta nalola ko kurya nako kutsuma kunishinda. Nichamba nasagala mwanache hiyu matsoni, nichamba nasagala ta... Mw: Wari si mutumia? C: Ni mutumia. Bemba mino namwiha mwanache kpwa ni mwana. Ni mwana wa muvyere wangu. Ela kala wakala una muche, ngeri waricha vidzanavye. Aa kala ni mutu muzima. Maana namwereka mimi ti. Maana yiye mukaziwe wakala ni mimi. Mw: Aa wari ni mutumia. C: Sambi mwanache achikala utsuma kunotsanya(kuni+otsanya). Ta namba natsakula mavuo mwenye nichidzimagira. Aa be senzi ngoma. Aaa be tsenzi ngoma, ta nichihenda amba mimi mwenye nayika. Sambi ni tarehe sita, ni muhondo ijumamosi. ",,1993/11/3 0:00:00

5728,"呪文","カヤンバ予告のマココテリ1","Mwainzi_Lugo"," (makokoteri for vuo: preparation for kayamba ra mwezi Nov.6,1993) Mwainzi: ... Nakudza mona una tabuze sana hiyuno. Unamba mino nalaviwa jeri o nyama osini tsee. La mino be nayugbwa ni shera. Dzilaviwa ni aganga ta dzitsoka. Nichamba aa nzoni vyenu nami nidze nibahatishe gangu. Nichidza mulavya jeri mambo ga mashera tse tsetsetse. Hata kazi unafanya kuko. Na kusirikisa vivi yo myonoye, aa ye shera be wamulagula yiye. Basi hiwe mwenyezi mulungu hiwe, na mwarabu na mwana sambala na mwana barawa, hiyuno unasema tabuze. Unamba nichenenda heka chidzako mwiri wangu kauna nguvu vivyo. Be poreni. Ninalavya kavuo phapha. Kavuo kaka ni ka uwe mwana kalumengala, ga ndani unagamanya ga konze unagamanya, uwe mwakasidi, uwe mwana duruma. Usone yiyi michochoni yiyi nayipha mwanangu yiyi, ukamba be heka ta kaphana ta ya kunwa. Aah, ni kpwenda oga tu ka furaha. Kpwanza nahenza yiyo muhondo, chidzakala dza udzipata nafasi jeri, hundakudza na vichochoni vyehu adze abute munya. Vya muduruma hundamutsukurira, na vinjine humutsukurire. Haya hudze utsanganye na yo yakpwe. ",,1993/11/3 0:00:00

5729,"呪文","カヤンバ予告のマココテリ2","Mwainzi_Lugo"," (makokoteri continues) Mwainzi: Be sambi wira upigbwe hipho ta kuche, kung'ale, be ni uzima unji muno mwirini. Hata sino huchiloka, be ye ni muzima kana ta wasiwasi. Ngoma yidze yipigbwe ta dzuwa rilae, hiwe mwana kalumengala hiwe. Vivi be ni uvugule mwiri. Ni michochoni yiyi. Muchiva wa kuzimu tu, ni bahi. Kaphana wa kunwa hiphano. Be usikasirike(ス =utsitsukirwe). Na akaoge avugule uno mwiri uno. Ngoma ni muhondo kare, ngoma ni muhondo. Naswi chikala mulungu udziurinda salama salamini, hunaloka na kadziloni kenye, phapho, hudze huudhiriye(fr.ス ku-hadhiri =open, make public) ngoma yiyo vivi, ta kung'ale, uchilaa hipho naswi hugbwire njira hudze kpwehu. La kuvugula sana. Hofwiii. ",,1993/11/3 0:00:00

Mulongo 1998

from fieldnote of Jan.10, 1998 1月10日(土の夜)kumi ra kahi, mwezi motsi

バハリとキコベはすでにお酒を飲んでできあがっている。予想通り、チャリの所には真っ先に挨拶に行くくせに、こちらにはなぜ来ない攻撃が来る。今日のカヤンバは病気治療のものではなくムロンゴ自身に対する kayamba ra raha だという。kayamba ra mwezi かと問うと kayamba ra mwaka だとか。anamadzi たちが各地から集まってくるはずなのだが、10時になっても集まりが悪く、ムロンゴたちちょっと機嫌悪い。が11時までには結構な数の kayamba プレーヤーが揃いカヤンバ開始。

録音もせず、最初のうちカヤンバに加わり、途中からはもっぱら鑑賞に回る。なんとなく決まったプログラムに沿って進行しているだけのような印象。盛り上がりに欠ける。しかし参加者たちは、チャリのカヤンバにおけるよりも和気藹々である。ちゃんと3時前にはマコロウシクのマハムリとチャイが用意できている。段取りが良い。

5時過ぎにクライマックス。ムズング・ワ・ムミアニの登場。メガネ、時計がはめられ、タバコが用意され、ファンタがグラスに注がれる。バハリがお金を持ってきてムロンゴの前で一枚一枚開いて見せている。ムロンゴの場合、このムミアニが一番の厄介者で、仕事を妨害したり健康を害したりする張本人である。

Kure kure kure, Dzombo ni kure nauya dede Dzombo ni kure

ムロンゴが先導して泣きながら歌う。おそらくムロンゴの自作の歌。ややオリジナリティには乏しい。

スワヒリ語で応対する。いきなり私がそばに呼びつけられる。私が腰に着けているカメラバックをムミアニに見せて、お前も同じようなものを手に入れる、と言っている。いつだと聞いてくるので、ukifungua kazi, ukifungua mwili, utapata vilevile と答えると、どうやらこれが正しい応答だったようで、呪医役の女性も同じことを繰り返す。自慢じゃないが、こちらもけっこう場数を踏んでいるのである。

呪医役はさらに、私を指して「お前の眼鏡と同じだろう unaona anavaa miwani kama wewe」と指摘する。ムミアーニが「イエス」と答えたので、周囲は爆笑する。

その後ムミアーニとベルトの見せあいっこをする。さらにムミアニは私に自分が持っているたくさんの金を見せてくれる。で、ポーチをいつくれるのだと要求する。呪医役と一緒に先ほどと同じ答えを繰り返す。呪医役は、さらにクツとソックスもあげると約束し、私と一緒にウラヤ(ヨーロッパのこと)に帰してやるとも...むちゃくちゃな約束である。

ムミアニは自分の仲間を呼んでくれと言う。メリガナ。歌は ngui が先導するが、kurira yunarira kure, ukalole magana というだけのかなりいい加減な感じがする歌。ひとしきり歌って終了。

ムミアニの登場が終わると、プンガヘワをひとしきり、でデナを抜かしちゃいけないよという女性の弟子のアドバイスでデナ、次いでお約束のシェラ。全員でキヌの所に行き、水をザブザブ浴びながら、例のやけくそのシェラ・ソングズ。最後はムルングの曲を3曲演奏して全過程を終了。

チャイとマハムリを待ちながら、写真をいろいろ撮らされる。

ほとんど一睡もしていない。どうでもよかったので脇に出してあるドゥルマ・ベッドで仮眠をとろうとしたのだが南京虫攻撃でまさに眠りをぶっとばされたのである。不思議な虫で、あんなにかゆいのに朝になると攻撃が止まるし、かゆみも嘘のように消える。しかし両足、背中から腹にかけてと手酷くやられた。しかし靴の中の靴下の下を攻撃するというのは靴の中に入り込まれたということなのだろうか。

キジヤモンゾの丘を登るとかなりの疲労感。で、朝食の勧めも断ってすぐベッドに横になるが30分ほどでカダマの強烈な泣き声で起こされてしまう。病院でもらってきた薬をどうしても飲もうとしないのであった。

1992

Sept. 8(Tue), 1992, Jumma ムリナがTabuの息子のnyuni治療のためChivoya氏を訪れるというので待っていたが、12時過ぎにようやく現れ、いけないという。これで午前中を棒に振った。Lugoは今日Ndavayaの学校に出発。Lugoには悪いがほっとする。かなりdisturbingだった。ムリナたちキナンゴに行ったきり戻ってこず、結局5時頃ようやく一緒にカヤンバに向けて出発。 夕食後テントの中でうとうとする。カヤンバは思ったより早く10時に始まる。今回はチャリ自身が対象なので、彼女のperformerぶりが遺憾なく発揮される。musegejuのrindaを今日に備えて作らせていたのも、いかにもという感じ。musegejuは登場すると、すぐに作りたてのrindaを着て再登場し、喜びを示す。私をカヤンバの輪の中に連れ込み、握手をしながらしきりと例のchiryomoをしゃべる。しかし以前二回とは少し発音が違っているような気がする。この霊、今回はじめてmusegejuであると判明したのだが、以前は出てくるとすぐよくあたるmburugaをして見せるのが常であったのだが、今回はこの部分はほとんど見られず、この点での感銘は明らかに減少。いつも怒っているばかりの霊だったのに(以前はたしかmwalimu duniaとして出てきていたような)今回は喜んでばかりおり、かなり演出っぽく見えた。 piniの方は、去年初めて見せた火渡りを再び演じて見せた。焚き火の中に飛び込んで、焼けた炭を踏みまくるという奴。 今回はmwalimu duniaはついに登場せず、その代わりにmupembaが非常にmusiruな霊として出てきた。 anamadziたちが一銭もmutsangoを出さずに、逆に報酬を要求してきたので、私が300シル提供。 帰宅するとハミシは戸を閉めて出るところ。なんでもLugoが学校に着くなり暴れだし、昨夜手を縛られて先生に連れてこられた。今から病院へ皆で連れて行くところだという。ハミシは結局、病院で徹夜で看病することになった。今はLugoは注射を打たれて眠っているが、目が覚めたらどこへ行くかわからないので、見張るのだとのこと。Lugoの病気はムロンゴの場合と同じくnyamaのせいだということになっているが、昨年も聞いた噂の方が広まっていて、メムロンゴもnaymaかどうか怪しいものだと言っている。mudzi全体が昔かけられた解消不可能な妖術のせいで駄目になっているというのだ。ンゴメ、その息子のニャレ、そのZDのムロンゴ、そのSのLugoと皆、一度はおかしくなっている。 私の感触ではLugoは躁状態のようだったし、一方ムロンゴは反応が鈍く、通常の応答も普段から変だった。不機嫌。 徹夜の影響で一日ぼんやりうつらうつらしている。でも不思議に眠くてたまらないという感じではない。5時頃水浴びを済ませ、夕食後に寝る予定。

【チャリに対するkayamba ra mwezi】 (DB 5152-) (kayambamweziChari.jpg)  チャリの前にはchinuのvuo  チャリ、vuriniの方向を向いて座る

22:00 kayambaスタート mwanamulungu  1~5        6 激しく頭を振る        7 mwache 立ち上がって握手して回る          座って、激しく動きながら自らも歌う        8        突然 nasikira kululu kazi ya uganga ni kondo...と歌いだす        これはgasheの歌        9 mwanamulungu vyoga ziya        10 marera (DB 5152-5154)        演奏を止めて語りだす (DB 5155-5158)

22:35 mwarabu  1 taireni      2~7       女たち次々立ち上がって踊りだす       Njerenjere (DB 5159-5164)       チャリ歌を止める

22:55 chitsimbakazi 1~2         3 mwingoをもって立ち上がって踊る         4         5 女たち立ち上がって一斉に踊る (DB 5165-5168)         チャリ演奏を止める

23:10 チャリ、nindahendadze... を歌いだす 小屋に入りchiluuを被って、飛び跳ねながら現れる (DB 5169) 歌を止めて喋りだすchiryomo (DB 5170-5175) ムリナ小屋の中に入って、作ったばかりのmusegejuのrindaをもって現れチャリに見せる チャリ,rindaを着て、chiryomoを喋り続けながら、私を皆に紹介

23:35 mwalimu jinjaの歌 小屋の中から憑依霊の絵を描いたスケッチブックをもって再び現れる 絵を見ながら喋り始める タブの子供のukongoを指摘した後、皆にmarashiをかけてまわる

その後、酔っ払ったBakariが他の人々と掛け合い(管をまく)。 (DB 5175-5176) Chariのnyama立ち去ろうとする。人々止めて、Chariに血を吐かせたのはお前かと 問い詰める。私が呼び戻され、rosewaterをぶっかけられる。 (DB 5177-5180)

23:55 musambala 1~4       5 mairo       6 立ち上がってvuoの水を飲み、踊る (DB 5181-5183)

00:15 nungu 1~2

00:25 muganda 1 チャリ、chiluuを被って出てくる そのまま走り出て、焚き火の中に飛び込み、焼けた炭の上を飛び跳ねる mugandaとpini(同時?)   火を踏んで踊っているのはpini   piniはkumgbwira atsaiの霊   しかしmburugaはできなくなる   チャリのbaba wa chigangaだったBanjuが得意としていたのもこの火渡り

0:40 椅子に座って喋りだす(ギリアマ語で) (DB 5185-5188) 泣く(DB 5188) 0:47 Dena 1~2 (DB 5189)

01:00 chiyuga aganga 1~3 (DB 5190) 01:10 matari(mbarawa)1~2 (DB 5191-5192) 01:20 muduruma 1~4 (DB 5193-5211)   チャリ、「ここはどこだ?」と登場。「ドゥルマだよ」との応えに   みんなと挨拶して回る (DB 5194)   muduruma(チャリ),Tusheと冗談ぽい会話を交わす(内容は聞き取れない) "tsindaricha baba na mayo"の歌の途中からMurinaとの会話。 (DB 5195-5200) (何故か途中から無音になるrecボタン解除してしまったか) (録音再開) (DB 5201) Muduruma songs finished, Muduruma talk with people around この場で排便するとか排尿するとか言い、みんなでなだめる (DB 5202-5211) players start singing laika mukusi, while conversation still continues.   muduruma去る 01:50 mukuse 1,2 (DB 5212-5213)   01:55 立ち上がってmwingoをもって激しく踊る 02:05 mugala(DB 5214) roma=gojo(DB 5215)   kayambaの輪の外に出て行く,mitsangaを食べに行くのだという (Chari goes out to eat 'soil'. She comes back with cakes of soils and offers them to me, which I rejected. these conversations with me and others inaudible) 02:15 chipharuko=fyulamoyo=mwavitswa 1~3 (DB 5216-5217) third song untranscribed 02:22 musego=mwahanga 1,2 (DB 5218) second song untranscribed   チャリ泣き出す sanzuwa (DB 5219) zimu 1,2 (unrecorded) 02:35 laika majaro kusuka(DB 5220) laika mwendo(DB 5221-5223) カヤンバ奏者たち、演奏やめる。Chariがyugolomokpwaしているとの判断。 chariその状態で演奏を促す。

02:55 nyari kusukaから数曲 (DB 5224-5228) 03:15 masai kusukaから数曲 (DB 5229-5238) 以上3つの霊については特に注目すべき出来事はおこらず、なんとなく中だるみ

masai終了後 makolousiku       チャイとマハムリ、演奏者たちはuchi

04:30 kayamba再開 pungahewa 1~4 (DB 5239-5242) 05:00 mbega チャリ自ら nariwa mimi を歌いだし、mbegaへ移行 (DB 5243-5245)     Chari歌を先導するが、他の歌い手たちは歌を知らずついてこれない Chari泣きながら歌い続ける 3曲目Mangui自分の知っているmbegaの曲にスィッチ     チャリ小屋に入り,chiluuをつけて現れるかと思ったら、     今度はmbegaの毛皮を背中に背負って、激しく肩をゆすりながら 05:15 murisa (DB 5246-5249) 05:30 一連のjine系のpepoの曲 mupemba kusuka (transcription imprecise)(DB 5250) jine mwanga kutsanganya(DB 5251) mupemba kusuka (DB 5252) jine maulana kutsanganya(DB 5253) rohani kutsanganya(DB 5254-5255)

05:46 rohani (DB 5255)の繰り返し部分が続いている間に、Chariがgolomokpwaする。 怒り狂っている様子。 0:55 Murinaのmakokoteri、Chariに白ヤギを提示する。 建造予定のmupembaの好む白壁のスワヒリ風小屋を示す   チャリ、両足を丹念にあらう(mupembaはきれい好き) kayamba演奏中のため、ほぼ聞き取れない。 (DB 5261-5262) 演奏はmupembaへとスィッチ mupemba mupemba kusuka (not well known) (DB 5256) mupemba kutsanganya (DB 5257) mupemba kubita (DB 5258) mupemba kutsanganya (DB 5259) mupemba kutsanganya (DB 5260) 演奏静まる Murina, Chariのスワヒリ語でのやりとり (DB 5262-5269) チャリ、manenoを語りだす(スワヒリ語で)    Murina 赤いヤギを引っ張り出す (DB 5266-5267) Murina説得を終え、Chariにrosewaterを浴びせる 奏者、別のmajineの歌を始めるが、女たちに止められる。 次に何を演奏するかでちょっと議論。 (DB 5269-5270) 06:10 mudigo kusukaから一連 (DB 5271-5273) shera  kusukaから一連 (DB 5274)

06:50 締めに入る mulungu を一曲     すぐにチャリの先導で nasikira shenene... これは人々によるとgashaの曲で、チャリの説明(後で)によると gashaではなく、 mulungu wa dzombo=mwamunyika だとのこと (DB 5275)

皆でgasheで大盛り上がり。チャリanamadziの一人一人にvuoをぶっかけまくる 盛り上がりの中kayamba終了

再びチャイとマハムリが参加者全員に配られる その後、anamadziたちはfunguを要求。ムリナが出したお金をどんな風に分配するかで、延々議論が続く。私はややうんざり。いつものことなのだが。

1993

5728,"呪文","カヤンバ予告のマココテリ1","Mwainzi_Lugo"," (makokoteri for vuo: preparation for kayamba ra mwezi Nov.6,1993) Mwainzi: ... Nakudza mona una tabuze sana hiyuno. Unamba mino nalaviwa jeri o nyama osini tsee. La mino be nayugbwa ni shera. Dzilaviwa ni aganga ta dzitsoka. Nichamba aa nzoni vyenu nami nidze nibahatishe gangu. Nichidza mulavya jeri mambo ga mashera tse tsetsetse. Hata kazi unafanya kuko. Na kusirikisa vivi yo myonoye, aa ye shera be wamulagula yiye. Basi hiwe mwenyezi mulungu hiwe, na mwarabu na mwana sambala na mwana barawa, hiyuno unasema tabuze. Unamba nichenenda heka chidzako mwiri wangu kauna nguvu vivyo. Be poreni. Ninalavya kavuo phapha. Kavuo kaka ni ka uwe mwana kalumengala, ga ndani unagamanya ga konze unagamanya, uwe mwakasidi, uwe mwana duruma. Usone yiyi michochoni yiyi nayipha mwanangu yiyi, ukamba be heka ta kaphana ta ya kunwa. Aah, ni kpwenda oga tu ka furaha. Kpwanza nahenza yiyo muhondo, chidzakala dza udzipata nafasi jeri, hundakudza na vichochoni vyehu adze abute munya. Vya muduruma hundamutsukurira, na vinjine humutsukurire. Haya hudze utsanganye na yo yakpwe. ",,1993/11/3 0:00:00

5729,"呪文","カヤンバ予告のマココテリ2","Mwainzi_Lugo"," (makokoteri continues) Mwainzi: Be sambi wira upigbwe hipho ta kuche, kung'ale, be ni uzima unji muno mwirini. Hata sino huchiloka, be ye ni muzima kana ta wasiwasi. Ngoma yidze yipigbwe ta dzuwa rilae, hiwe mwana kalumengala hiwe. Vivi be ni uvugule mwiri. Ni michochoni yiyi. Muchiva wa kuzimu tu, ni bahi. Kaphana wa kunwa hiphano. Be usikasirike(ス =utsitsukirwe). Na akaoge avugule uno mwiri uno. Ngoma ni muhondo kare, ngoma ni muhondo. Naswi chikala mulungu udziurinda salama salamini, hunaloka na kadziloni kenye, phapho, hudze huudhiriye(fr.ス ku-hadhiri =open, make public) ngoma yiyo vivi, ta kung'ale, uchilaa hipho naswi hugbwire njira hudze kpwehu. La kuvugula sana. Hofwiii. ",,1993/11/3 0:00:00

【Chari's kayamba ra mwezi】 (from diary) kayambaに出発する準備をしているときにちょうどMwainzi夫妻とMunyaziがやってくる。おそらくこないだろうと思っていたので意外であった。Chariの屋敷には6時すぎに到着。Voyaも同行する。Murinaは、久しぶりのカヤンバのせいか、いささか興奮しているように見える。大声で自分のmwanamadziの一人について悪口を言っている。このムリナのmusiruさが、いろんなトラブルを招いているようにみえるのだが。今年来て驚いたのは、かつてムリナたちのもっとも忠実なムァナマジの一人だったBekpwekpweが、さっぱり寄り付かなくなっていることだ。それ以前に、彼らがムリナたちをこの土地に招待したのだった。ムニャジからムリナたちがこの土地を立ち去るように求められているという話しを聞いた。もし本当だとすると問題だが、ありそうな話しである。一昨年のトラブルのことが思い出される。

(DB 5987-6114) 23:10 kayamba開始 Mwainziによる開始のmakokoteri(DB 5988-5989) 1.mulungu (the first few songs missing) (DB 5991-5993) 1.mulungu(kutsanganyika)でChari、golomokpwa、みんなと握手して回る。  nikalole anangu Mwache の歌(DB 5993)でTabuとその息子(赤ん坊)Chondo、 Muchenzalaを輪の中に連れ込み、vuoをぶっかける。 次々と他のanamadziたちも呼び込んでvuoをかけていく mwanamulungu kulaga(終了) makokoteri of Mwainzi, Anzazi, Murina, Munyazi (DB 5990)

  1. Mwarabu(DB 5994-1 - 5994-2)

  2. chitsimbakadzi(DB 5994-3) (recording failure from the second song of chitsimbakazi until zuka)

  3. nungu

  4. zuka すぐにChariの先導で "managoma"の歌(pini)に切り替わる(DB 5995)   Chari、奏者たちにpiniのngomaの打ち方(リズム)を教える 「例の」火渡り(Mwainzi夫妻、Munyaziおおいに感銘をうけたらしい) Murinaに対して妖術からみのmburuga的アドヴァイス(DB 5995-6002) uchiを要求し、少し飲む(DB 6003-6004)

  5. kayamba 再開 musambala(DB 6005-6009)

  6. 再び nungu (DB 6010-6011) nguoを要求(DB 6012-6015)

  7. sanzua (DB 6016-6017) また火渡り(DB 6018) Murina相手に議論(DB 6018-6020), Mwawayaになだめられる(DB 6020) moyo wa dzuwaを歌いつつndongaを持ち出す 人々と握手して回る Mwainzi夫妻に対してmburugaを行う(DB 6021-6032) 夫婦仲が悪いなどと…

  8. zimu(DB 6033-6034) the song stops in the middle Chari 無反応に人々いぶかるが、再度最後まで演奏開始。

  9. chiyugaaganga(DB 6035-6041) Munyazi golomokpwaする(DB 6038)

  10. mukuse(DB 6042-6043)

  11. Mwalimu dunia(DB 6044) Chari starts singing herself the song of Mwalimu dunia which she composed(learned in her dream)

    Tabu、golomokpwaして倒れる Murina yunakokotera in his arabic. Chari also yugolomokpwa Chari starts another song MurinaとChari、chiryomoで言い合い anamadzi介入(DB 6045) Chari、chidurumaでTabuに言い聞かせ、向こうで静かに寝ているように 諭す ChariとMurinaの論争続く(DB 6045-6053) (途中レコーダーの操作ミスで無音のパートが5分ほど続く) MurinaとChari、chidurumaで論争。怒っているChari(Mwalimu dunia)に 彼のための家について説明している(ややコミカルなやりとりで人々笑う)

  12. pungahewa(DB 6054-6055) song stopped, and player decided to move to laika(DB 6056)

  13. laika(DB 6057-6061)

  14. Chari、nasikira kululuの歌を先導(DB 6061) 続いて nariwa mimi, nariwaの歌 mbega(guereza monkey)の皮をまとって踊る(DB 6062)

一人の女性、golomokpwaして仰向けに倒れ、動かなくなる(DB 6063) 人々によるとどうもJambaらしい a song of jamba starts(DB 6066-6067) 続いてもう女性がもう一人倒れる(DB 6063-6064) MurinaとMwainzi、人々、霊の正体について論争(DB 6064-6065) while songs of Jamba were being played(DB 6067)

05:15 かなり遅れたが、ここでmakolotsiku chai & mahamuri

06:05 再開

  1. muduruma(DB 6068-6072) the song(DB6072)stops, Chari is now crying(DB 6073) the song restarts while she is still crying the next song(muduruma-tsanganya: kalumengala)(DB 6074) while the song continues, Mwainzi, Anzazi, Murina anamukokotera(DB 6075) then Murina changes his makokoteri into Chiswahili, and Chari retorts I'm not a Muslim. Murina yunamukokotera na Chiduruma now, while Chari continues crying (DB 6076-6077) Chari, Murinaにお前はうるさい、あっちへ行けという。Murina、Mwainziにこいつは Mudurumaそのものだといい、あとをMwainziに委ねる。Mwainzi、Chariに何が 問題なのかと問い、Chariはうんちがしたいと応える。人々爆笑。ngomaでの 演奏に切り替わる(DB 6078) Muduruma songs with drums(DB 6079-6080) Muduruma yusira

  2. gojama songs of gojama (first played with ngoma, then with makayamba)(DB 6082-6083) gojama ends. Chari washes her legs and brings out her leso. Murina orders songs of mupemba to be played(DB 6084)

  3. mupemba(DB 6085-6089) while songs of mupemba are played, Chari yugolomokp'a 私がカラチでお土産に買ったコーランを手に、人々に見せびらかし、私と握手。 さらに別の女性がgolomokpwa。 演奏中断。 golomokpwaしたもう一人の女性を放置して、まだ演奏されていない霊について 議論(DB 6090-6091) Muzungu wamumiani, masai など Murina、Chariに対してchiswahiliでmakokoteri(ku-laga)(DB 6092) muzungu mumianiとjine tsimba だろうと推察されるが、演奏者たちがそれらの 歌を知らないことが判明。muzungu のための物がそろっていないのに呼んだら 危険だという議論で、演奏しないことが決定 結局、最後に mudigoとsheraを演奏することになる(DB 6093-6096)

  4. mudigo(DB 6097-6104) mudigo終了後、shera、最後にmulunguを演奏する提案。(DB 6105)

  5. shera(DB 6106-6108, 6111-6112) shera(DB6108)中断、演奏中に女性たちがkuvumikizaせずに、黙ってしまったため。 演奏者怒る(DB 6109) shera 再開するも、一人の女性がgolomokpwaし泣き出す。再び中断。  Chariは小屋にいて、その代わりに任せていたmutejiがなにもせずに座っている  のをChari出てきて叱る。(DB 6110) Kayamba再開。(DB 6111-6112) (long unrecorded parts owing to misoperation) この間に起きたこと   golomokp'aした女性の霊は gojamaであることが判明 sheraの演奏を終わらせ、gojama を演奏 子供たちは gojama を恐れて逃げ回る

女性は鶏のような コロコッコ、コッコッコといった感じの言葉ばかり喋る Murina、Chari、女性をなだめku-laga (DB 6113-6114)

08:00 kayamba終了 funguの支払いと分配 (from diary)  anamadziたちに総額で70シルが支払われる(一人頭にすると5シルずつ)。ムァインジ夫妻とムニャジにはあわせて100シル。私は再度50シルを「石鹸代」として援助。

Nov. 7, 1993, kp'aluka 徹夜後でふらふら、Mwainzi夫妻、帰宅途中に挨拶に寄る。Chariの火渡りにおどろいたとのコメント。Chifusiniのローチャのharusiに呼ばれているので、顔を出す。写真係。